札幌・中央警察署は2024年8月、詐欺の疑いで自称・大阪府大阪市西成区在住の韓国籍の男（33）を逮捕しました。

男は2023年8月22日、他人になりすまして札幌市中央区のホテルに16泊17日の宿泊予約を申し込み、宿泊特典であるQUOカード17枚（4万8000円相当）をだまし取った疑いが持たれています。

警察によりますと、男は不正アクセスなどで得たとみられる他人のクレジットカード情報を悪用し、他人の名前でチェックイン時に1泊3000円分のQUOカードがもらえる宿泊プランをインターネット上で予約しました。

そのクレジットカードに記載の氏名をホテルの受付で名乗り、QUOカードを受け取りましたが、その後ホテルをあとにして、宿泊はしなかったということです。

防犯カメラの映像などを調べ容疑者の特定に至りましたが、男は全国各地で同様の犯行に及んでいたとみられ、道警による逮捕前は、ほかの都府県の刑務所で勾留されていたということです。

男は永住権を持っていて、調べに対し黙秘を続けているということです。

警察は余罪も視野に、犯行の動機や他人のクレジットカード情報の入手経路などについて捜査しています。

STVニュース北海道
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f04b26878b147ba68efe61a76f9258137e73b06